同棲からゴールインしたカップルを徹底調査! 同棲〜結婚のベストステップ
同棲とは、婚姻届を出していないパートナー同士が一緒に生活することを指す言葉として一般に使われます。
「同棲すると結婚が遠のくんじゃない?」と、親や周囲の人に心配されたことはありませんか。
一緒に暮らせる嬉しさがある一方、結婚の話をいつ切り出せばいいのか分からなくなる。そんな不安もありますよね。
今回は同棲が結婚を遠ざけ、別れをよぶというのは本当なのか、結婚に近づくための同棲生活の始め方と、同棲から結婚にこぎつけたカップルが実践していたこと、そして同棲から結婚したカップルが心がけるべきことを解説します。
1.同棲すると結婚が遠のくってホント?
同棲したから結婚が遠のく、必ず別れる、と決まっているわけではありません。ただ、暮らしを共にして初めて見えてくることはあります。
理由は以下の2つが挙げられます。
1-1.互いの嫌な面が見えてしまう
まず、生活を共にすると、お互いの嫌な面が見えてしまうことがあります。
結婚している場合は離婚などの法律上の手続きが関わります。一方、婚姻届を出していなくても、同棲を解消するときには家賃、家具、預けたお金などの整理が必要になることがあります。状況によっては内縁関係として法的な問題が生じる場合もあるため、「届けを出していないから何の責任もない」とは言い切れません。
親世代が心配するのも、二人が一緒に暮らすことの大変さを知っているからかもしれません。もちろん、結婚や同棲に対する考え方は家庭ごとに違います。
1-2.居心地が良すぎて結婚する理由がなくなってしまう
互いの嫌な面を見せ合い、時には喧嘩しあって二人の仲を確かなものにできれば、甘い同棲生活が始まります。
朝から晩まで、夜も一緒に過ごせること、仕事から疲れて帰ってきたときに愛する恋人が家に居てくれることの幸福感はたまらないものです。
また、結婚しているわけでもないため、相手の家族や親族に儀礼的な気遣いをする必要もなく、目の前の相手だけを見ていられます。まさに同棲は「いいとこ取り」の生活と言えるでしょう。
ただ、今の暮らしが心地よいと、「結婚について話すのは、もう少し先でもいいかな」と思うことはあるでしょう。
それ自体が悪いわけではありません。大切なのは、二人が結婚を望んでいるのか、これからどう暮らしたいのかを、話さないまま時間だけが過ぎていないかということです。
2.同棲から結婚までのベストステップ
結婚を考えている二人なら、同棲を始める前に、お互いがどんな未来を思い描いているのか話しておきたいものです。
同棲から結婚へはステップがあり、第一のステップは同棲開始以前に始まっています。
2-1.同棲を始めるなら結婚を前提に
まず、同棲を始める前に、互いに結婚の意思があるかは明確にしましょう。
片方は近いうちに結婚したいのに、もう片方は今のところ結婚を考えていない。そんな場合は、同棲してから話し合えばいいと先延ばしにせず、一度きちんと希望を確かめましょう。
結婚したい時期が違っても、すぐに相手が不誠実だとは言えません。ただ、どちらかが一方的に我慢し続けることのないようにしたいですね。
同棲を始める前に結婚の話をするのが言いづらい関係であれば、同棲を始めたらもっと言いづらくなります。結婚を前提に同棲するつもりなら、その気持ちを二人で確認しておくと安心です。結婚を急がない選択をする場合も、希望が違っていないか話してみましょう。
2-2.同棲を始める前に両親に挨拶を
お互いの家族との関係が良好なら、同棲を始める前に挨拶をしておくのも一つの方法です。
「これから一緒に暮らすことにしました」「結婚も二人で考えています」と、無理のない言葉で伝えれば十分でしょう。
ただし、家族の事情はそれぞれです。安全面などの理由で家族に話せない人もいますし、挨拶をする時期が決まっているわけでもありません。二人で相談して選びましょう。
2-3.同棲生活のスタートと同時に結婚準備を始める
いざ同棲生活を始めると、慣れない生活に戸惑うかもしれません。
それでも、なるべく早く結婚の準備を始めましょう。当たり前のように、日常生活に結婚準備が組み込まれていればベストです。
式場見学や指輪選びを楽しみにしている人もいれば、まずは仕事や家計を落ち着かせたい人もいるでしょう。
「どちらが先に進みたいか」は性別で決まることではありません。お互いのペースを尊重しながら、二人に合った順番で結婚準備を進めましょう。
3.同棲から結婚したカップルが実践していた4つのこと
いざ結婚を前提に同棲を始めても、うまくいかなくなってしまうカップルもいます。
同棲から結婚にこぎつけたカップルが実践していたコツを紹介します。
3-1.結婚を共通の目標にしている
「明日の夕飯は焼き肉に行こう」「今度の週末は○○へ行こう」と同じように、例えば「来年の今頃に式を挙げよう」という結婚の目標を共有しています。
目標の共有ができていれば、美味しいお店を探そうとするのと同じように、2人に合う式場を探すことができます。
3-2.問題解決は2人でする
同棲生活や結婚準備で何か問題が起きたときは、まず二人で話し合えるといいですね。ただし、家族や友人に相談してはいけないわけではありません。
金銭トラブルや強い束縛など、一人で抱えるべきではない問題もあります。安全や生活に関わるときは、信頼できる人や専門家の力を借りましょう。
たとえどんなに喧嘩をしたとしても、2人で決めた結論がその家庭のルールになります。
自分のわがままばかりを通すことは許されませんが、かといって過度な遠慮や我慢も禁物です。互いの常識や価値観、譲れない点をきちんと話し合い、2人なりの落としどころを見つけます。
3-3.過度なルール決めはしない
同棲生活を始めた時点では、家事当番などの生活ルールをガチガチに決めるべきではありません。
家事のやりかたやこだわりは、生まれ育った家庭環境で身に付いた常識が第一になっているため、相手の常識を受け入れるのが難しくなりがちです。
最初にルールを決めすぎてしまうと、ルールにがんじがらめになって互いに息苦しさを感じることもあるでしょう。「何もしない夫」や「家事ハラ」など、家事が原因の諍いは結婚しても続くことが多いため、その時にひとつひとつ解決していくほうが良いものです。
3-4.同棲期限を決めている
結婚を前提に同棲を始めたとしても、事情が変わることはあります。結婚を見送るか、同棲を続けるかは、それぞれの気持ちや生活を踏まえて話し合うことが大切です。
同棲生活をダラダラ続けないために、結婚の準備を継続するか、やはり結婚はせず、同棲解消して別れるかを見直すタイミングが必要です。例えば半年後や1年後など、二人が話しやすい節目を決めておくと、結婚や暮らし方について振り返るきっかけになります。決まった正解の期限があるわけではありません。
結婚だけを唯一のゴールにするのではなく、二人が納得できる暮らし方を考えることも忘れずに。もし別々の道を選ぶときは、住まいやお金など現実の整理も必要になります。
4.同棲カップルが結婚後に心がけるべき2つのこと
結婚することをゴールインと言いますが、人生は結婚して終わるわけではありません。
むしろ、結婚から新しい人生が始まると言えます。
4-1.恋人時代と変わること
社会的に自分たちが一心同体になったことを自覚しましょう。
結婚すると、相続や税・社会保障など、さまざまな制度上の扱いが変わります。一方、病院での面会や手術の説明・同意などは、個々の状況や医療機関の運用によって異なります。「未婚だから原則立ち会えない」「配偶者なら必ず立ち会える」と一律に決まるわけではありません。
大切な人に万が一のことがあったとき、誰に連絡してほしいか、どんなことを共有しておきたいか。二人で話しておくと安心です。
また、婚姻届を出すことは、戸籍や財産、家族としての権利・義務にも関わります。恋人同士だったときとは違う制度が関わるからこそ、二人の希望を十分に確認しておきたいですね。
4-2.恋人時代と変わらないこと
結婚しても2人のペースを守りましょう。結婚は家と家の結びつきとも言われます。
結婚によって家族や親族の干渉が強くなりますが、それらを全て真に受ける必要はありません。
できるかぎり問題解決は2人で話し合って行いましょう。自分の実家側の口出しは直接相手に伝わらないように、自分のところでガードします。とくに子どもや同居、金銭についてなどのデリケートで難しい問題は、親族の口出しに付き合ってはいけません。結婚したからといって、親の命令に従う義務はありません。どちらの家とも違う、2人の新しい家庭を築きましょう。
5.おわりに
以上、同棲から結婚までのステップと、結婚につながる同棲のための心掛けをご紹介しました。
入籍をすると、同棲生活とちがった楽しさがあります。たとえ付き合いが長くても、同棲生活をしていても、「紙切れ一枚」で法的に夫婦となった時の嬉しさは格別です。ぜひ本記事を参考に、幸せな結婚生活への第一ステップとしての同棲を始めてみてください。
